クリエイティブ・コレクション

プログラム (8/30 12:00 - 14:30)

ししおどし
志村歩佳 (東京工科大学)
概要: 鹿威しを使ったインスタレーション作品です。鹿威しの音に合わせて映像が流れるようになっています。映像は水が流れるようなものをTouchDesignerで制作しました。

Roo-Kick!
金崎直歩夢 (東京工科大学)
概要: このゲームはカンガルーが狙いを合わせて岩を蹴り飛ばして、行く手を阻む障害物を壊したり、敵を倒したりしながらゴールを目指す2Dエイムキックアクションです。親カンガルーは自慢の蹴りで岩を遠くまで飛ばすことができます。子供カンガルーは地面を掘って岩を探すことができます。カンガルー特有のジャンプ移動や蹴りを使って、親子は協力してはぐれてしまった群れから無事に合流することができるのでしょうか?

Hop in the Room
三谷慧 (東京工科大学) 概要: ずっと部屋の中で過ごしていた、ピエロのおもちゃのホップ。外への脱出を目指して、今とびだす!! ホップを操作し、部屋中をとびまわり、ゴールを目指そう。ホップはびっくり箱を使った2段ジャンプができる。高いところでも、2段ジャンプを使えば行けるかも?さらに、ホップは力持ち!物を運んだり引っ張ったり、いろんなことができる。部屋の中にある家具を上手く使って、足場を作ったりギミックを解いたりしよう!

Collapsea
中村豪希 (東京工科大学) 概要: 穏やかに暮らす魚たちを襲う凶暴な魚たち。主人公は彼らを退けるために立ち上がり、仲間の魚と共に力を合わせる。熟練の魚たちの多彩な能力を駆使し、最大で邪悪な敵に挑む。果たして、君は魚たちを守ることができるのだろうか?君の勇気と戦略が試される…

S/Rush
武田啓吾 (東京工科大学) 概要: チェインをつなげろ!爽快ロックオンアクション! S/Rush(スラッシュ)は、古代遺跡を舞台に主人公のコルリが突き進むアクションゲームです。敵への突進と短剣による斬撃をチェインしていくシンプルかつ奥深いアクションが特徴です。

OperationCORN
藤本麻理菜 (東京工科大学) 概要: OperationCORNは、コーンが主人公の3Dパズルアクションゲームである。コーンは人に食べてもらうために冒険している。しかし、鉄板や日光によって温度ゲージがMAXになると道中でポップコーンになってしまう。ポップコーンに乗ったり、おとりにしたり、駆使しながらゴールを目指そう。ポップコーンになった回数が評価に影響するよ。ポップコーンになりすぎないよう気を付けながらプレイしよう。

氷天とユキノ
原裕次郎 (東京工科大学) 概要: 【氷天とユキノ】は氷の力でどこでも自由に縦横無尽に走り回り、空の施設にはびこる敵たちを 次々と蹴散らしていくダッシュアクションゲームです。

ロダン博士のパズル迷宮
黒澤颯太 (東京工科大学) 概要: ルービックキューブのようなステージをスライドさせたり、設置されているギミックを活用して、主人公ジョアンくんを作品から脱出させるゲーム。

オクトパッシュ
松浦 優 (東京工科大学) 概要: 「オクトパッシュ!」は、タコのテンタくんを操り、四つの帽子の力を活かしながらゴールを目指してステージを進んでいくファンタジーアクションゲームです。ターゲットは、ファンタジーアクションやポップな世界観が好きな方を想定しています。このゲームは引っ張るというシンプルな操作と敵を倒してステージを進んでいくアクション要素を持ち味としており、スピード感のあるゲームとなっています。

次元の対比 ~儚さと美しさを映すシャボン玉~
大城小雪 (東京工科大学) 概要: 光の干渉によって虹色の移り変わりが見られる界面活性剤と水から成る薄い膜(シャボン玉)の表面を利用している。風の力によって揺れ動きながらも安定しない立体的なシャボン玉と、映像として投影して作り出された二次元のシャボン玉が共存する。次元による印象の違いを感じさせることで素材の価値を高める。表面張力によって永続的に保たれない儚さと、素材の本質的な美しさを映像との対比を通じて直感的に感じることができる。

日中の文化交流促進のための個人ベース「ファンサブ」活動のアクションリサーチ―日本女性向けシチュエーションボイス動画を主題として―
何蒙妮 (東京大学大学院学際情報学府) 概要: 「ファンサブ(fan-subtitled, fansub)」とは、他言語の動画コンテンツを自発的に翻訳し、字幕を付与するユーザのことを指す。一般的に、ファンサブの活動は多人数で作業を分担しながら行なわれているが、個人での活動においては、自由度が高くなる一方、困難も伴う。本研究では、ユーチューバー・四方木ふみが作成する女性向け「シチュエーションボイス」動画を対象に、個人ベースのファンサブ活動のアクションリサーチを実践し、他国のユーザに動画の魅力を伝えるための、以下の手法を提案する。 ①著作権処理:作者自身と連絡を取り、信頼関係を構築して転載許可を得る。 ②翻訳の精度向上: 人物像に基づく適切な文体の検討 翻訳に解釈を付与 必要に応じて写音で処理 ネイティブ話者によるダブルチェック 公開後もユーザの反応をもとに随時修正を施す ③字幕デザインの指針の不在:動画のテイストに合わせた字幕のデザイン・演出を施す。 ユーザが付与した弾幕・コメントなどのデータとアンケート結果を分析する予定である。筆者の手法によって、動画の魅力を中国のユーザに伝達できることを示せると考える。本研究の成果は、個人ベースのファンサブの活動を補助し、多国間の文化交流促進の一助となると考える。

弓道
木村龍馬 (東京工科大学) 概要: Kinectを使って手や腕に関する様々な情報を計測することで誰でも弓道を体験出来るものを作りました。Kinectがグーとパーを判別しているので、右手がパーになった時に矢が放たれるようになっています。また、右手と左手の間の距離を測っているので、両手の距離がある程度離れていないと的に当たらないようになっています。左手を中心に右手の角度も測っているので、その角度に合わせて矢が上に行ったり下に行ったり動きます。

日光7セグメント表示器
瀧口 友莉 (東京工科大学) 概要: 7つのセグメントを羽で隠すことによって、隠れていない部分でアラビア数字を表示する表示器。7セグメント型に穴が開いた木の板と、モーターがついているアクリル板によってできている。木の板の裏についている羽は3つであり、それぞれにギアがついている。それにかみ合うようにモーターにギアがついており、制御をすることで羽が回転し数字を表示する。デジタルでよく用いられる7セグメントディスプレイをアナログな光で表現した。

Sand of Music
大橋里奈 (東京工科大学) 概要: 本作品は砂場を楽譜に見立てたインタラクティブアート作品である。砂を高く積んだ場所に音符ができる。プロジェクターから投影した五線と音符との位置関係により音の高さが変化し音が流れるようになっている。仕組みとしては、kinectの深度センサを用いて砂が高く積まれている場所を把握することで、音符を描画し音符の位置に対応した音が流れるようになっている。

星空
木滝心花 (東京工科大学) 概要: 夜空に星が映し出されるプログラムをProcessingで制作しました。私は、前期にプロジェクト演習のインスタレーションという授業を聴講していて、その授業で制作したものです。この作品は、壁やスクリーンなどに夜空を投影し、夜空に指で触れると星が1つ出てくるものになっています。さらにもう一度その星をタップすると、星が流れるところも面白いと思います。出てくる星は3種類になっていて、星の大きさと流れる向きはランダムです。

夏風
正木萌楓 (東京工科大学) 概要: 風車を回して世界に風を届けよう、という作品です。風車に息を吹きかけると画面の中の世界に風が吹き始めます。何か行動と連動して絵が動いたらいいなという漠然とした思いから生まれた作品でした。暑い夏に少しでも優しい風を感じていただけたら嬉しいです。

Inclusive Quiet Room:自閉症・発達障害の方々が落ち着ける環境調整の提供とインタラクティブ性の提案
木村正子 (名古屋工業大学/東京大学) 概要: 自閉症・発達障害など精神障害を持つ人々にとって、感覚過敏が原因となりパニックを引き起こす現象が多くあるが、自らをコントロールするための場所が整備されていない。パニックを引き起こしてもリラックスできる環境に入ることでパニックを沈静できる。そのため、必要時に気持ちを落ち着かせる「カームダウンスペース」が使えることは、当事者が社会生活を送る上で役立つと考えられる。本研究では、カームダウンスペースに視覚・触覚・環境調整などのテクノロジーを取り入れた「Inclusive Quiet Room」の提案を発表する。